2月12日は,熟睡からスタートのある。

 「宅急便配達は2度どころでなく連発してベルを鳴らす」。

 それで,ようやく起き上がったのが10時半。

 就寝が2時であったから,グイッとゆっくり眠っている。

 パソコン前で歯を磨きながら,ネットでニュースをながめていると,

 「ただちに買い物に出る」との指令が下る。

 この手の指令には,逆らわないのが得策である。

 12時すぎには,一族で,天気の良い外にとびだしていく。

 「尼崎のカルフール」へ。

 「平日の昼間だというのに,なぜこんなに人が」と驚くと,

 「世間は3連休の3日目である」との教えがある。

 なるほど,世間はそんなことになっていたのか。

 新参を胸にくくりつけたまま,

 ひさしぶりに回転寿司のカウンターに座る。

 残念ながら,ヤツにはまだ酢飯を食っていいとの許可はおりていない。

 新参試練の時間であった。

 買い物に思ったよりも時間がかかり,

 帰宅は2時となっていく。

 こちらは「講演録最終なおしの人」となっていく。

 パチポチ書くが,4時には,再び「散歩に出る」との指令が下る。

 パソコンの電源を切って,

 こんどは「加島」駅南側の公園へ。

 新参とともにブランコに乗り,小さな犬もながめてみる。

 その足で,ブラブラと,スーパー「加島ドットコム」へ。

 最近のミニマイブームにしたがい,今日も和菓子を少し買ってみる。

 5時にはもどり,新参にも,三色団子を少しだけ。

 「講演録最終なおしの人」をつづけていく。

 6時半には,「ワーキングプアⅡ」のビデオを再確認。

 そのまま食事に入り,

 風呂で新参をツルリとくまなく洗ってみる。

 8時には「講演録最終なおしの人」に三度復帰。

 そして,11時30分には,

 これをめでたく大阪方面にガッシンする。

 ああ,終わった,終わった。

 じつはこの仕事,「2006年正月のとある講演を本にしたい」

 といっていただいた仕事であった。

 だが,先約であるいくつかの仕事をこなしているうちに,

 月日はながれ,情勢は展開。

 秋には内閣までもがコロッと変わった。

 スマナイ,スマナイと心苦しい1年をすごしてきたわけだが,

 ついに今年の1月23日になり,

 「2007年正月のとある講演」を本にする作業に入る。

 そして,以後,20日の期間をへて,

 本日ようやくそれらしい成果を得たというわけである。

 文字数は結局,4万弱。

 それが,ブックレットとして多いのか少ないのかは,

 さっぱりわからない。

 あとは編集者の指示を待つだけである。