1月23日は,試験終了の1日である。

 朝からリュックにあれこれを放り込み,

 実家にもどる新参および相方と,しばしわかれの儀式を行い,

 12時半には家を出る。

 車中「試験問題を確定の人」となりつつ,大学に到着。

 1時15分から「現代社会と経済学」の試験とする。

 「持ち込み可」のテストである。

 さしたる監督の必要もなく,

 4年生の卒論を読んでいく。

 わがゼミの1番の論文は,

 かつての「慰安婦」問題と今日の「人身売買」をつなげた

 テーマの立て方に大きなオリジナリティをもつコレとする。

 研究室にもどると,その4年生が2人ほど。

 なぜか中国語を口移しで教えあっている。

 机の上には,有馬土産の炭酸せんべいが1つ。

 包装紙に「卒論の単位ください」とメモ書きがある。

 2時55分から「比較経済論」の試験である。

 同じ事情であるから,ここでは地方自治がらみの文書を書く。

 再び研究室にもどり,

 やまほど届いていた「慰安婦」「戦争」関連ビデオをながめてみる。

 次の講演会につかうビデオを決める。

 あれこれ小仕事をして,5時30分には山を降りる。

 すでにいくつかお断りさせていただいているが,

 2月の後半はまったく外での仕事ができない。

 みなさん,すんまへん。

 JR「西宮」から「三宮」へ,

 「地方自治文書の人」となって移動する。

 三宮の喫茶店でスパゲティを食べ,

 「文書の人」を継続していく。

 7時から研究会。

 今日は最近の政治の動き,ユネスコの高等教育充実めざす宣言,

 安倍内閣の「教育再生会議」の様子をあれこれうかがう。

 9時にはすばやく終了。

 「パソコンデータのバックアップをとれ」との説教をくらいながら,

 へえ,ほう,はあと,「加島」にもどる。

 駅前でたこ焼きを買って,静かに帰宅。

 講演録のテープ起こしが届いていた。

 今度こそ,すばやい対応をしていかねば。