12月13日は、10時起床の朝だった。

 眠る時間が、どんどん遅くなってきている。

 特殊栄養ドリンクをクピリと飲んで、

 ボケたアタマでメールをカシャカシャ。

 ちょいと予習をして、12時前には、外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、

 いつものスピード散髪へ突進。

 「大手のサロン(美容院)が2つ、3つ店を閉めるらしいですよ」

 「この冬は、みんな忘年会が少ないといいますね」

 「これじゃ、飲み屋さんも大変ですわ」。

 短い「床屋談義」の中にも、今の時世があらわれる。

 駅へもどる途中、ビッグイシューをゲット。

 残念ながら、バックナンバーは

 「今日はもっていない」とのことであった。

 販売者さん、もっと商売っけを。

 JR「尼崎」から「三宮」へ、

 車中「ビッグイシューの人」となって移動する。

 関心したのは、「トモ子とカズ男の今月の議論」。

 今回のテーマは「定額給付金」。

 「ほんとにもらっちゃっていいのかしら」

 「選挙対策がミエミエ」

 「消費税増税もお願いってことでしょ?」

 「国から支給されるって言ったって、もとは税金」

 「膨大な事務経費がかかる。結局、その事務経費も税金負担」

 「ネットカフェ難民とか、ホームレスの人とか、

 住所のない人は受け取れないのよね」

 「(2兆円もあるなら)介護・・自治体病院・・若者支援・・農業や林業(などに)」

 「高額所得者も併せて、みんなに支給なんて、

 自ら政治の仕事を放棄したに等しい」

 「政治が放棄するなら、誰かが基金を立ち上げたら、どう?」

 まったく、電車で立ち読みしながら、ウンウンである。

 これに責任を「放棄」しない「政治」をつくるとあれば、

 まったくもって満点だろう。

 表紙は、いまも現役のローリングストーンズ。

 ジンバブエの貧困の報告は生々しく、

 役者の的場浩司が、長く花屋ではたらいていた

 という記事も面白い。

 「300円のうち、160円が販売者の収入になります」。

 二重、三重にお買い得である。

 この寒空の時期だから、

 見かけたら、躊躇なく、買いに行こう。