8月28日、七味をしっかりきかせた

 冷たいうどんをブブブと食べて、

 台所まわりを片づけていく。

 12時40分には家を出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「さくら夙川」へ、

 車中「新聞ながめの人」から、

 「革命論の人」に変態しつつ移動する。

 お迎えのみなさんと合流し、

 クルマでグイと六甲方面に登っていく。

 車中「雑談および革命論の人」となる。

 1時半には会場へ。

 大判ノートをプロジェクターにつなぎ、

 パワポ講演が可能であることを確かめる。

 1時50分から5時15分まで、

 休憩2回をはさんで、

 正味3時間のしゃべりとなる。

  100828・六甲保養荘で 001 

 こちらは休憩中の写真だが、

 尼崎・伊丹・宝塚の労連幹部のみなさんで、

 さすがに、じっくり集中していた。

 基本の情勢の分析に、

 労働学校風の基礎的知識を補足する。

 〔補足①〕資本主義と労資関係

 〔補足②〕資本主義と経済政策

 〔補足③〕財界・アメリカいいなり政治

 〔補足④〕世界資本主義の発展と日本。

 当面のこちらの問題意識は、

 補足の④の内容である。

 世界は大きな変化の中なかのに、

 なぜ、日本にそれが起こらないのか。

 変化をつくる人間の力量の成熟を、

 日本資本主義の歴史的経過の中に見る。

 1)ブルジョア民主主義革命の曖昧さ

 2)侵略と植民地支配への総括の曖昧さ

 3)民主憲法を内実化させきれていない戦後の歴史。

 しかし、あるのは遅れだけではない。

 それらを一挙に体得していかなければ、

 いま日本の国民・労働者は

 まともに暮らしていくことができないところに。

 その成熟をいかに主導するかに、

 各種運動家の腕前が問われている。

  100828・六甲保養荘で 002 

 5時半前には、外に出る。

 会場の「六甲保養荘」はこんな建物。

 JR「さくら夙川」まで送っていただき、

 「6時からの同窓会に遅れる」とただちにメール。

 しかし、帰ってきたのは「7時からです」との返事。

 なんだ、そうだったのかと、

 JR「甲子園口」で、いつもの喫茶店に突入する。

 とはいえ、そろそろ再度の出撃時間。