5月8日は、9時起床の朝であった。

 就寝4時の夜であったが、

 これは、なんとも仕方がない。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 パソコン前にはりついていく。

 「つぶれパソコンを受け取りにきましたぜ」

 という宅急便屋さんがやってくる。

 つづいて、「今度は、酒をもってきましたぜ」

 の宅急便屋さんもやってくる。

 前者は、先日、カリカリカリと鳴って

 息断えたノートであり、

 後者は、この春の卒業生D秘書からの

 「うちには飲む人いませんから」のプレゼント。

 次に、どこかおもしろいところへでかけた時に、

 D秘書には、何ものかを送り届けることにしたい。

 さんきゅ。

 釜玉うどんをゾゾゾゾゾ。

 12時ちょうどには、家を出る。

 車中「行幸啓の人」となり、

 JR「加島」から「尼崎」へ、「神戸」へと移動する。

 1時ちょうどから、憲法県政の会の会議である。

 「そもそも知事選とは」「そもそも知事とは」

 「そもそも選挙運動とは」「そもそも県政とは」と、

 やたらと「そもそもの人」となっていく。

 時に、こうして原点にかえることが大切である。

 2時半には、兵商連会館を出て、

 JR「神戸」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「行幸啓の人」となって移動する。

 「原稿が」とか「講演が」といった

 電話もいくつか入ってくる。

 3時からは「4年生ゼミ-恩赦、裁判、天皇」をする。

 終了後、やたらとハラがへっていたので、

 4人で、今夜のゼミコンパ会場に

 予定より1時間もはやく乗り込むことにする。

 焼き鳥の「つくねや」。

 プハ~ッ、やはりこの時期の人生はビールである。

 そして、冬までずっとビールである。

 6時頃には、ゾロゾロと、

 さみだれ式に学生たちが集まってくる。

 就職活動にも多少の落ち着きがうまれ、

 講演活動再開の余地も大きくなる。

 全体として、恋愛話にもりあがる。

 「春を求めて」「春から夏へ」

 「春から冷夏へ」「キビシイ冬へ」「オトコはいらない」

 人それぞれの人生である。

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 こちら、激しく、笑うムスメたち。

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 こちら、激しく、笑わせる側のムスメ1人。

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 こなた、デコから放熱していく県民あり。

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 店の前で、なぜか、ゾンビ、幽霊風の写真となる。

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 9時をすぎたところでおひらきである。

 「電車を借り切って宴会したい」の要望も出る。

 10年ほども前に、ある路面電車を1両借り切って

 そこで宴会をしたことが何度かあった。

 それをしたいというのである。

 阪急「門戸厄神」から「西宮北口」へ、

 JR「西宮」から「加島」へ、

 車中「行幸啓の人」となって帰宅する。

 郵便、新聞、アホ番組をながめ、

 「おっと、明日は東京なのだ」と思い出す。

 う~む、生協の品の受け取りをどうしたものか。

 一度、夕方あたりに、家にもどるしかないらしい。

 悩み多き人生である。