11月9日(日)、昼12時半には、

 バナナをモグモグ食べて、外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「元町」へ、

 車中「パワポ整理の人」となって移動する。

 1時すぎには、兵庫県私学会館へ。

 今日は「なぜ、いま『坂の上の雲』かを考える」

 というシンポジウムである。

 

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 開始前から、会場一杯の参加者となり、

 隙間にドンドン椅子がならべられる。

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 基調講演は、中塚明先生。

 短い時間に要所を語る、

 その言葉の重みがすばらしい。

 これに、映画監督の土橋亨さん(『極道の妻たちⅡ』など)、

 『司馬遼太郎「坂の上の雲」-なぜ映像化を拒んだか』

 を書いたばかりの牧俊太郎さん、

 兵庫の「9条の心」を総まとめする弁護士の羽柴修さん、

 そして、こちらが加わってのシンポジウムである。

 司会は、物理学者の湯山哲守さんだが、

 肩書は「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表」

 となっていた。

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 フロアーからの発言もあり、

 遠く、松山や千葉、広島といったところからの参加もあった。

 「明治のエネルギーと苦悩」を描くとNHKはしているが、

 明治時代の近代化・大国化は、

 日清・日露戦争にも象徴される

 朝鮮侵略と一体であった。

 それにもかかわらず、『坂の上の雲』は、

 ①侵略の事実を具体的には一切書かず、

 ②朝鮮人による日本への抵抗の事実も書いていない。

 シンポ参加者全体で、NHK会長宛の

 「軍国主義賛美や他国への侵略を正当化する

 などの描き方にならないこと」についての「要望書」も確認する。

 5時半には、企画を準備したメンバーたちといっしょに

 懇親会を行っていく。

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 8時にはおひらき。

 こちらは、こっそり二次会へ。

 政治、映像、歴史、学者・・・・

 たっぷりしゃべる夜となる。

 12時ちょうどの帰宅であった。

 本日の万歩計は、4625歩。

 さて、次は、「ドイデ原稿の人」である。