1月12日は、9時半起床の朝であった。

 相方の1時間ほどの外出のあと、

 パソコン部屋のドアに鍵をかけ、

 新参の「もっと遊んでくれコール」を遮断する。

 メールチェックのあとは、

 ともかく「対談準備の人」となっていく。

 昼はそばをゾゾゾゾゾ。

 満腹新参が昼寝に落ちたところで、

 こちらは仕事を再開する。

 出かけていきたい研究会があったが、

 どうも「それどころではない」という状況である。

 日米間の靖国「慰安婦」摩擦を、

 日本の「ソフトパワー」の発揮に対するアメリカの期待

 という角度から見直していく。

 5時前には、一族3人で外に出る。

 クリーニング屋によって、

 いつものスーパー「ドットコム」へ。

 家にもどり、5時半には、鍋づくり男に変態する。

 味噌とバターで石狩鍋。

 子どもの頃、北海道で食べた味はもう忘れている。

 残っているのは、なつかしの長岡京市の

 北海道料理屋その名も「石狩」の味である。

 3年ほど前に、大学の同僚と忘年会を行ったのが

 足を運んだ最後になったか。

 しばらくグデッと時間をすごし、

 9時30分には、「対談準備の人」に復帰する。

 夜は「ハードパワー」の面である。

 新テロ特措法が衆議院の再議決で成立させられたばかりだが、

 夏の参議院選挙以後、

 この国の政府は「給油」「給油」の一点張り。

 安倍首相の辞任も、大連立も、

 顔は完全にアメリカ向き。

 もう少し、世界の変化に学べないか。

 1時前、「対談準備ミニ原稿パート2」を東京方面にガッシンする。

 残り1日。

 はたして「原稿パート3」は完成するのか。