3時30分就寝、9時起床のまったく眠い朝であった。

 うう、眠い。

 それでもヘニャヘニャ動いて、

 10時すぎには一族3人で外に出る。

 いざ、天王寺動物園へ。

 途中、クルマで眠った新参は、元気である。

 例によってチンパンジーを呆然と見つめ、

 巨大鳥かごの中で、空を飛ぶ鳥たちにはげしく反応し、

 フロクテナガザルの大きな叫び声に泣かされる。

 トラへ、ライオンへ、サバンナ方面へ。

 時間がたつにつれ、

 どんどん人が増えてくる。

 11時30分には、脱出とする。

 そのまま、新世界に入り込み

 混み合う「近江屋」で串カツを食べる。

 大きなソースのバットがあるだけに、

 新参をだきながらの串カツは、なかなか至難のワザである。

 ヤツには、人生初の串カツとなる。

 元祖串カツのフワフワのころもと、

 いもカツ、うずら玉子カツあたりをバクバクと食う。

 生キャベツも、さかんに自分で口にはこぶが、

 そのたびに、静かに、吐き出しつづけた。

 0711031_005

 満足した食後に、店の前で記念撮影。

 12時すぎには、地下駐車場のクルマにもどる。

 そのまま相方と新参は実家に向かい、

 こちらは、谷町線「天王寺」から「南森町」へ、

 JR「大阪天満宮」から「加島」へ、

 車中「近世・近代日本貿易の人」となっての帰宅とする。

 失敗である。

 土曜昼の関西必見アホバカ番組の録画を忘れていた。

 挫折感と眠気にうちのめされながら、

 午後をウダウダすごしていく。

 メールチェック、学生の講演日程整理、新聞整理、

 夕方になって、ようやく態勢を整え、

 小原稿書きに入っていく。

 7時をすぎたところで、小原稿の下書きを完了。

 例によって字数が多くなり、

 「下書きだけどね」と書いて、

 東京方面にガッシンする。

 内実は「少し字数を増やしてほしい」という懇願である。

 8時から夕食。

 食後、またしても、しばし呆然としたうえで、

 10時すぎには再びパソコン前へ。

 生活リズムの改善運動に、

 再び、まじめに挑戦してみる必要があるようである。