2月19日は、8時すぎ起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 新参のにぎやかな出陣を見送っていく。

 さっそく「声を出してゲラを読む人」となり、

 最後のツメを行っていく。

 11時には、東京方面にこれをガッシン。

 「対論」仕事は、これにて完了となる。

 岡山土産の尾道ラーメンを柱に、

 昼食をパクパク、ゾゾゾと食べていく。

 帰ってきた新参が、なぜか眠ってくれない。

 いくら絵本を読んでも眠らない。

 ブリブリをして「でた」といったあとも眠らない。

 仕方なく、風呂で尻洗いから丸洗いへ、

 全身をジットリあたためていく。

 小仕事をして、3時ちょうどには家を出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「スケジュールの人」となって移動する。

 3時40分から教授会。

 終了後、情報処理センター、図書館、事務室とまわる。

 5時をすぎたところで、

 あわただしく大学を後にする。

 JR「西宮」から「立花」へ、

 途中、卒業生Nぶんと合流。

 さっそく、後輩の『「慰安婦」はひとつ 女子大生はたたかう」を渡してみる。

 今夜は、去年の卒業生による少人数のミニ同窓会である。

 それでも、「仕事の終わりが……」「残業が……」と、

 思うように人が集まれない。

 商店街をブラブラ歩いて、店を決める。

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 落ち着いたのは、やたらとカエルの多い店。

 「結婚」「労働条件」「仕事といきがい」

 「子育てと仕事」「ともだち」……

 あれやこれやをしゃべっていく。

 若い世代には、苦労の耐えない社会だが、

 何とか前向きに乗り切って欲しいと思う。

 こんな社会を引き継ぐことの、

 やりきれなさをズシリと感ずる。

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 気さくで明るく、うまい店であった。

 貴重な発見である。

 9時30分には、「立花」で解散となる。

 シュークリームをぶらさげて、

 フラリ、フラリと「加島」にもどる。

 家には、ドォ~ンと、分厚い兵庫県予算案が届いていた。

 う~む、ながめないわけにはいくまい。

 明日は、まず、本がとび散る部屋の片づけから。