2月3日は,巻き寿司の日。

 そしてB男の19回目の誕生日である。

 短い午前中をノロノロとすごし,1時前には家を出る。

 JR「加島」から「新大阪」へ,御堂筋線「新大阪」から「江坂」へ。

 車中「基調報告の人」となっての移動である。

 1時40分には,吹田サニーストンホテルに到着。

 やたらと複雑な建物のつくりを見て,

 ここは前にも来たことがあると,脳味噌のどこかが叫びをあげる。

 障害者(児)を守る全大阪連絡協議会と,

 きょうされん大阪支部の主催である。

 「障害者運動新春交流会」の集まりである。

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 あまりにもひどすぎる障害者自立支援法の中身に対して,

 大阪でもかつてない共同と社会的アピールの取り組みがすすんだ。

 同じような運動は全国にあり,

 ついに政府から少なくない予算をともなう譲歩をかちとる。

 しかし,ここで取り組みの手綱をゆるめるわけにはいかない。

 なんといっても,今年は春夏連続選挙の年である。

 生存権形骸化の改憲の動きや,

 自己責任しか語らない社会保障改革は,

 障害者には文字通り命にかかわる問題である。

 2時すぎから,たっぷり2時間しゃべらせていただく。

 「みせかけの『美しい国』からほんものの『豊かな国』へ」。

 すぐ横で,2人の方が,交代で手話通訳をしてくれる。

 終了後,労働学校の訴えを終えた若い女性が,

 「私もナヌムの家にいっしょに行くことできますか」という。

 問題はむしろ職場の休みがとれるかどうかにあるようだ。

 今年も9月に訪韓予定。

 4時すぎには会場を出て,逆コースをたどって「尼崎」へ。

 車中「御手洗の人」となっての移動である。

 5時前にはいつもの喫茶店に入り込み,

 「講演録サクサクなおしの人」となっていく。

 ザッと1時間で切り上げ,6時ちょうどの帰宅とする。

 新参を床にころがし,口に食べ物をはこび,

 風呂ではガチャガチャカエルで脅かしてみる。

 夜も「サクサクなおし」に取り組んで,

 ようやく3/4を超えていく。

 早くしないと,次のビジョン批判レジュメがつくれず,

 そして採点方面にも余波が及ぶ。

 毎度のことながら,せわしないばかりの毎日である。