5月23日は、9時半起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリと飲んで、

 フラリフラリと動いていく。

 パソコン2台をリュックにつめこみ、

 11時前には外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「ロスジェネの人」となって移動する。

 11時30分から「基礎ゼミ-次回はワード文書を添付して」を行っていく。

 毎週のミニレポートも、

 次第に形式から内容へと指導の力点が変わってくる。

 昼休みは、大学組合の総会である。

 現状では、当面緊急の課題はなく、

 それでも、執行部選出方法の合理化などがはかられる。

 弁当を食べて、研究室で小仕事態勢。

 「『教育』原稿の人」となっていく。

 横で、4年ゼミ生2人が、

 「慰安婦」学生本づくりの作業をしている。

 「最後の砦」といった顔ぶれである。

 2時30分には、ヘルプデスクF田さんがやってくる。

 「はじめて見ました」という親指ノートの設定を

 あれもこれもと正してもらう。

 3時40分からは、文学部教授会に出席する。

 あっさり終わって、研究室へUターン。

 4時半すぎには、F田さんの仕事も見事に終わる。

 5時30分には、学生2人と大学を出る。

 JR「西宮」から「住吉」へ、

 6時半から研究会。

 いまの社会の中での学者の役割などを

 議論する。

 キチッと方向を決めて、

 まずは行動をしてみることか。

 9時前には駅にもどり、

 JR「住吉」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「呆然の人」となって帰宅する。

 ただちにゴーヤをザクザクやって、

 ちょいと炒めて夕食とする。

 皿もまとめて洗っていく。

 ノートの自宅無線ランがなかなかつながらない。

 しかし、それよりも気になるのは、

 修理したばかりのノートを

 エアエッジでネットに接続すると、

 中からカリカリ音が聞こえてくること。

 これは、ついこのあいだ、

 つぶれる直前に発した音にきわめて近い。

 問題は、一部の部品が壊れたことより、

 壊した原因にあったらしい。

 なんとも、気分が滅入る話である。

 明日の大学はバザーだが、いったい天気はどうなるものか。