5月29日は、9時起床の朝であった。

 新参と、特殊栄養ドリンクをわかちあい、

 ヤツが散歩に出るあいだ、

 静かに小仕事を行っていく。

 11時には、2人がもどってくるが、

 相方が再び、用事で出る。

 そのあいだに、簡単昼食をつくっていく。

 新参は、単語3つ、4つをつなげて

 さかんに文をつくっている。

 3人そろったところで昼食とする。

 ドタバタと用意をすませて、

 12時すぎには外に出る。

 JR「加島」から「芦屋」へ、「神戸」へ、

 車中「蜷川府政の人」となって移動する。

 1時からの憲法県政会議に、

 いささか遅れての参加となる。

 短時間の打ち合わせで、話は済むが、

 粘りが必要なのは、ここからとなる。

 夏場へ向けての勝負である。

 JR「神戸」から「西宮」へ、

 車中「蜷川府政の人」となって逆戻り。

 大学事務室に支払うべきものを支払い、

 書類や本を受け取り、

 それをかかえて中庭へ。

 先日の奉安殿跡の撮影である。

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 ここはソールチャペルの入口だが、

 入口と木のあいだの芝生のあたりに

 かつて奉安殿があったらしい。

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 こちらは、その奉安殿の一部である。

 無造作に中庭のすみに置かれているのだが、

 いつから、なぜ、ここに置かれているかは

 誰にも、良くわからない様子。

 3時から「4年ゼミ-今週も問いを立てることの難しさ」をやっていく。

 久しぶりに10名も学生が集まり、

 夏のゼミ旅行についても、

 あれこれの「夢」を語っていく。

 「学生運動ってどんなだったんですか?」

 といった学生たちの質問にもこたえ、

 授業のまとめを書いていく。

 5時30分には、大学を出る。

 余裕しゃくしゃくのハズだったが、

 JRは、事故でダイヤがボロボロである。

 とりあえず、真っ先に来た普通電車に乗り込み、

 JR「西宮」から「京都」へ、

 車中「第3章原稿の人」となって移動する。

 いくつかの調べを書き込めば、

 これも明日には、どうにかなる。

 地下鉄「京都」から「丸太町」へ、

 会場のハートピア京都には、

 10分遅れの到着とする。

 スミマセヌ、スミマセヌといいながら、

 京都市職労民生支部の春闘学習会でしゃべっていく。

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 全体は30名ほどであったろうか。

 「非正規には動きがあるが、肝心の正規労組はどのようか?」

 「介護保険導入時には、高齢者の金融資産狙いといわれたが?」

 「東アジアに対してアメリカは、

 日本を経由せずに影響力をもとうしていないか?」

 「若い世代の中に、ファッショ的な動きへの接近はないか?」

 なかなかに刺激的な質問が、次々と出る。

 思いつくままのことをしゃべって、

 9時には、会場を飛び出していく。

 地下鉄「丸太町」から「京都」へ、

 JR「京都」から「大阪」へ、「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「アナコンダの人」となっての帰宅である。

 10時半になって、

 チンするお好み焼きをパクパクパク。

 ようやく、ホッと一息つく。

 基礎ゼミの学生たちの今週のレポートを打ち出し、

 静かに、明日にそなえていく。