先日の東京での飲み会で、

K部さんにヒントをもらったことだが、

学生たちといっしょに「東北」を訪れ、

「これからの日本」を学生たちといっしょに考えてみたい。

それを考えるのは、政治家や学者たちだけであっていいはずがない。

なにより国民。

そして、長く、この国をこれから支える若い世代。

事態は突発的であったから、

すでにカリキュラムが組まれたゼミで行うことには無理がある。

ゼミと無関係に、今後のよびかけに応じてくれた学生たちと、

実際に被災地を歩き、一緒に「日本の未来」を考えたい。

被災地から比較的遠い、

関西の学生がこれを行うことの意味も小さくない。

現実には、学生たちの宿泊先などが必要になる。

「夏休み」くらいの時期がいいだろうか。

どこで、どういう現実を見て、

誰と、何を話し合うことが必要だろう。

その頃、東電福島原発はどんな具合になっているのか。

走りながら考えたい。

できれば、小さな本にまとめていきたい。

やってみたいという学生は、いったいどれくらいいるものだろう?