12月12日は、9時起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピピとやって、

 メールをホイホイ、チェックする。

 主として、ゼミ志望レポートへの

 「受け取りました」の返信を打つ。

 台所をまとめて片づけ、

 11時前には外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「マルクス本構想の人」となる。

 11時30分から「文献ゼミ」。

 この時点で、提出されたゼミ志望レポートは14本。

 「ゼミの聴講はできませんか」

 そういう相談も1つくる。

 昼は教務委員会に参加する。

 事務室にもどって弁当を食べ、

 教育開発センターへ。

 たまっていた書類を

 ザッとながめて片づけてしまう。

 とある職員さんと、「お笑い」について。

 「大御所から若手まで」というその表現に、

 ハマリ具合が良くあらわれていた。

 研修会冊子仕事のシメは、

 12月17日と決まっていく。

 3時40分から、科別教授会。

 来年の役割分担なども決まっていくが、

 わが身のふり方は、まだ中途半端。

 6時すぎには研究室にもどり、

 「マルクス本」づくりに使えそうな本を探す。

 久しぶりに伝記も、ながめてみるか。

 この時点で、ゼミ志願者レポートの提出は18人。

 全員に入ってもらうことは

 もうできない。

 「選抜」は、したいことではないのだが。