7月10日は、8時30分起床の朝であった。

 新参の朝食風景をながめながら、

 朝の電話を待っていく。

 新参にとって、温泉タマゴはあくまで飲み物であるらしい。

 本の校正に関する電話は、

 10分ほどで、あっさり終わる。

 「猫の恩返し」をながめて

 新参と朝風呂に入り、

 早めの昼は、温野菜のサラダと、

 ジャージャー麺をつくってみる。

 1時前には、相方と新参が実家にもどっていく。

 しばし、呆然の後、

 2時20分には、外に出る。

 ビン、スチール、アルミという

 「資源ゴミ」トリオを出して、

 JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

 車中「財政の人」となって移動する。

 3時から「4年ゼミ-母子世帯、女性史、戦時下女性」をやっていく。

 夏の旅行や、必要な各種委員についても話し合う。

 24日の前期最終日にゼミコンをする

 との提案も出る。

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 残り2回の前期ゼミで、

 どれだけの卒論テーマがしっかり決まるのか。

 5時には終了となり、

 明日の基礎ゼミの準備にうつる。

 レポート20本をながめていくが、

 今回も、形式については

 ほとんど何の注文もない。

 「訓練」というのは、つづけてやってみるものである。

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 学生のいない、夕暮れの学内。

 なかなか落ち着いて、いい雰囲気である。

 7時をまわったところで大学を出る。

  JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「財政の人」となって移動する。

 そのまま定食屋「かすが」に突進。

 全員が「○○の大盛り」を注文する

 若者5人組の背中をながめ、

 こちらは野菜カレーなんぞを

 モグモグ食べる。

 コンビニによって、9時ちょうどの帰宅であった。

 届いた雑誌を開き、新聞たちをめくっていく。

 それにしても、世の中には、

 本当に良くものを書く人がいるものである。

 こちらは、このカスカスの原付アタマで

 やれることを、コリコリやっていくだけ。