3月2日は、11時起床の昼であった。

 なんだか、生活リズムが、

 グイと夜にズレこんできている。

 いやあ、まずい、まずい。

 一杯の紅茶で人生を開始し、

 さっそく原稿書きに入っていく。

 ミニ書評原稿を、ザッと書き、

 お好み焼きをパクパク食べる。

 つづいて改憲方面の小原稿にとりかかる。

 1/3まですすんだところで、

 本日の時間切れとなっていく。

 特殊栄養ドリンクをクピリと飲んで、

 4時40分には、外に出る。

 JR「加島」から「京橋」へ、「森ノ宮」へ、

 車中「格差の人」となっての移動である。

 5時30分から研究会。

 『正論』『諸君』など、右派論壇によるジェンダーフリーバッシング

 の動向について報告を得る。

 バッシングの勢いがグッ落ちてきているのだが、

 その転期は、意外にも、安倍政権が成立していく2006年。

 アメリカからの批判の他に、

 「ワークライフバランス」論を財界が強調しはじめる

 時期が重なっている。

 女性労働力の安使いを追求する財界の方針は、

 女性を家庭に返そうとする靖国派のそれと合致しない。

 ここにも、「財界・アメリカいいなり」であることと

 「靖国派」であることとの一定の矛盾があらわれている。

 4月には、ワークライフバランスに関する

 講演をせねばならないのだが、

 世の中うまくつながっているものである。

 あれこれの刺激を得ながら、

 8時40分には会場を出る。

 JR「森ノ宮」から、車中「格差の人」となり、

 逆コースをたどって「加島」にもどる。

 タマネギをザクザクと切り、

 味噌ラーメンをつくっていく。

 しし唐もワシッと放り込む。

 書評原稿は、ほぼ完成。

 明日には改憲原稿もやっつけたい。