2007年1月1日は,小ゲラFAXからの人生である。

 大阪方面にズリズリズリ……。

 夕べのうちにながめておいたものである。

 頼りないFAX機だが,その背後には,

 「家庭用としては十分高性能」の新FAX機が控えている。

 購入に際しては,「キタロー家の人々」に大変にお世話になった。

 人のつながりというのはありがたいものである。

 情報をいただいたMさんも,ありがとうございました。

 午後は,「惨劇の6畳間」となりかけていた「挟撃の6畳間」の

 機能回復をはかっていく。

 たくさんのものを捨て,飛び散った本たちの収まる場所を見つけていく。

 それにしても,難しいのは本のならべ方。

 研究が個別領域をいくつもつなげるものになってくると,

 テーマ別の縦割り分類では,どうも間尺にあわない気がしてくる。

 結局,問題へのうまい回答は見つからず。

 3時すぎには,一族で近くの香具波志神社に行ってみる。

 1000年以上の歴史を誇る神社である。

 おみくじを引き,御神酒もクピリとやってみる。

 おみくじは,わが運勢の「小吉」を告げていたが,

 「がんばればなんとかなる」といったことが書かれていたので,

 「まっ,人生そんなもんだわな」と納得してみる。

 ポストの中に年賀状を発見。

 ほとんどは労働組合やら市民団体などからのもの。

 あとは,出版社・編集者・学生・卒業生・居酒屋・焼き肉屋などである。

 いや,酔どれを含むいくつかの弁護士事務所もあり,

 また「水曜集会」現地つながり方面の方,

 さらには学生時代の友人からもあったか。

 メールもふくめ,新年のご挨拶をいただいたみなさん,

 ありがとうございます。

 当方,例によって例外なしの「筆不精」です。

 空腹を訴える新参に,おせちから里芋とニンジンをすりつぶし,

 ホイホイ,ホレホレと与えてみる。

 最近は,小さなうつわから白湯を飲む姿も堂に入ってきた。

 夜は,女性労働関係の各種統計をながめてみる。