4月19日は、7時40分起床の朝であった。

 明け方、空気の乾きと寒さのために、

 何度も、何度も目がさめる。

 寝る前に、暖房をもう少し調整しておくべきだった。

 六甲セミナーハウスでの朝である。

 8時から、みんなそろって朝食となる。

 化粧なしの学生たちは、

 年相応の幼い顔にもどっている。

 「オール(徹夜)ですよ」という学生もいる。

 互いにすいぶん仲良くなっているよう。

 片づけをして、お世話になった管理人さんたちにご挨拶し、

 9時30分には、六甲の山をくだっていく。

 その途中にも、ケホケホ、コンコンとセキが出る。

 いささか、いや~な汗も出る。

 どうやら、これは風邪である。

 阪急「六甲道」で真栄平先生とお別れし、

 こちらはJR「六甲」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「脳の人」となって帰っていく。

 メールをザッとながめ、

 たくさんのお茶でビタミン剤を飲み、

 11時半には、布団の中に入ってみる。

 1時間で起き上がるが、

 これといって変化なし。

 関西勤労協に、

 「2時からの理事会参加は無理です」と連絡。

 効率の悪いまま、いくつかのメール仕事を片づけて、

 3時半には外に出る。

 JR「加島」から「京橋」へ、「森ノ宮」へ、

 車中「脳の人」となって移動する。

 関西勤労協の理論研究委員会に参加する。

 お茶をグビグビ飲みながら、

 あれやこれやの議論に加わる。

 5時30分には、近くでカレーうどんをゾゾゾゾゾ。

 ものすごい勢いで汗が出る。

 さらに歩いて、大阪府立青少年会館に移動する。

 橋本大阪府知事が

 「手放す」としている施設のひとつである。

 6時30分から「サブプライムローン問題、ドル不信、日本の進路」

 といったテーマで1時間ちょいの報告をする。

 フロアーからも自由な討論があり、

 8時30分の終了となる。

 こちらは、終始ボケッぱなし。

 ただただ、お茶を飲んでいた。

 「脳」方面については、

 「反映」を脳と心の問題だけに狭くとらえる議論もあると、

 歩きながら、あるアドバイスをもらう。

 なるほど、あらたに読まねばならないものがあるようである。

 JR「森ノ宮」から「京橋」へ、「加島」へ、

 「ボケあたま脳の人」となってもどってくる。

 とりあえずは栄養と水分だと、

 豚肉を焼き、冷凍モダン焼きなどもチンして食べる。

 そして、12時には、布団にバタリと倒れ込む。

 日曜とはいえ、明日も、仕事があるのだが。