10月17日、夜7時には外に出る。

JR「加島」から「甲子園口」へ、

車中「フォ論の人」となって移動する。

いつもの喫茶店に突進し、

ただちに「卒論初稿読みの人」となっていく。

1本目は韓国の徴兵制をめぐる問題、

2本目は日本とフィンランドの教育を比較したもの、

3本目は日韓友好の未来をさぐるもの。

それぞれ、個性があったおもしろい。

論文には、本当に書き手の「人間」が出る。

つづいて、次回のリレー科目

「知への好奇心(戦争と平和)」の

「沖縄の米軍基地問題」パワポをつくる。

途中、居酒屋の酔っぱらいのような

大声オジオバ集団がやってきて、

アホほどの騒音攻撃をくらわされる。

これを、気を散らさないための修行と

前向きにとらえて、耐えていく。

幸い、比較的短時間で、出て行ってくれた。

10時前になったところで、店を出る。

JR「甲子園口」から逆コースへ、

車中「フォ論の人」となって移動する。

メールを開くと、

「先日の〆切には2万字出せませんでしたが、

次回ゼミで提出します」というものが。

卒論づくりは、大きな目標を達成するために、

計画的に自分をコントロールする術を

身につけていく過程ともなっている。

そこにも「人間」があらわれる。

みんな、それぞれに、前へ進んでいってほしい。

いただいた抜き刷りへの礼状(メールだけど)を書き、

たまっていた新聞・郵便物を整理する。

明日は、会議、授業、授業、会議の前に、

銀行からの電話を待ちながら、

授業の準備をしていくことになる。