10月2日(日)は、7時半起床の朝であった。

青汁、野菜ジュース、コーヒーといういつもの朝。

パソコンをカシャカシャやっていると、

8時すぎには、新参が起きあがり、

テレビにピタリと貼りついていく。

フォーゼとか、プリキュアとか、

見るべきものはたくさんある。

テレビを消して、新参はラーメン、

こちらはメロンパンという、

ノンビリした朝ゴハンを食べていく。

恐竜カルタ、現代風竹とんぼ、

わが家流「高い高い」、「低い低い」など、

あれやこれやで遊んでいく。

12時ちょうどには、こちら一人で外に出る。

JR「加島」から「西宮」へ、

車中「予習の人」から「忘れ物気づきの人」となり、

結果的に「大学に寄り道の人」となる。

寄り道を終えて、JR「西宮」から「芦屋」へ、「三宮」へ、

車中「打ち合わせに間に合わないじゃんの人」となって移動する。

1時ちょうどには、神戸市勤労会館に到着。

1時半には、「若い世代に歴史の真実をどう伝えていくか

~教育と政治を考える市民の集い」を開始する。

本日のわが担当は「司会」であった。

111002・神戸「慰安婦」学習会 (2)

まずは、T垣実行委員長から、趣旨説明をかねたご挨拶。

111002・神戸「慰安婦」学習会 (3)

つづいて、明石市公立中学校のI本先生が、

「教科書採択の結果と現場での歴史教育の課題をめぐって」

というテーマでお話される。

111002・神戸「慰安婦」学習会 (5)

ゼミの学生たちも、神妙な表情で学んでいく。

111002・神戸「慰安婦」学習会 (7)

つづいて、学生たちが、韓国学習旅行について報告する。

今期はじめの発言であり、

フロアのたくさんの大人を前に、

かなり緊張してのしゃべりとなった。

さらに、イオクソン・ハルモニの「証言」映像も上映する。

2008年に、「ナヌムの家」で録画させていただいたものである。

111002・神戸「慰安婦」学習会 (12)

最後に、大阪アジア・アフリカ・ラテンアメリカ

連帯委員会事務局長のY田さんから、

「大阪での『慰安婦』問題意見書可決の取り組み」

についての報告がある。

最後の最後は、1時間のフロアー討議となっていく。

たくさんのみなさんが、途切れることなく発言される。

➀教科書会社に意見を届ける、②教育委員会にも意見を、

③がんばる教員への激励を、④がんばった議会への応援も、

⑤学校行事を妨害しようとする右派に対しては、

1)教育委員会に毅然たる態度を求め、

2)学校長には具体的なレクチャーも、

⑥大切な本を図書館や資料室にいれる取り組み、

⑦新聞の読者欄に投稿する、

⑧地元FM局への情報発信のお願い、

⑨お互いの情報ネットワークを豊かにする、なども。

さらに、いくつかの会派からの議員さんの発言もある。

同じ志をもつ議員さんも、単独では少数会派の場合が多く、

それらを「共同」させる議員さん自身の取り組みと、

起因さんに「共同」を求める市民の取り組みの大切さなども。

会派を問わず、阪神間各地の議員さんに案内を出し、

また、多くの市民に自由な参加を求めるという、

まったく初めての試みだったが、

参加者から出される知恵の点でも、互いの交流の点でも、

多くの成果が得られる取り組みとなった。

次回は12月11日に奈良市でと、

奈良の市会議員さんからの紹介もある。

終了後も、会場の随所で議論の花が咲き、

5時ちょうどの完全退出となっていく。