3月26日、夕方、郵便物に本が一冊。

「あれ、新刊が出ていたろうか」。

「そういえば、新聞の連載はあったはず」。

めくってみると面白い。

題材は戦後の内外政治史ということになるのだが、

こちらの目は、特に個人史の分野にとまり、

政党の成熟過程の

ざっくばらんな描写にとまっていく。

こういう人肌のぬくもりが、

どんな書き物にあっても必要だ。

とりあえずは、70年代の革新自治体あたりまで。

5時には、Aちゃんがやってくる。

相方とAちゃん、新参がスーパー銭湯に出かけるあいだ、

こちらは、本をつづけてながめていく。

7時には、みんなで食事をとっていく。

「今日は、お客さんくるんちがうん?」

「私がお客さんやんか」。

すでにAちゃんは、

新参的「客人」リストから、はずされている。

9時になったところで、

いつものように寝かしつける。

そして、宴に復帰し、11時半には

こちらもグデリと眠りについていく。

相方とAちゃんが「着物9条の会」(?)なので、

明日も、新参人生の予定である。