7月13日(火)は、9時すぎ起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 10時すぎには外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 小雨の中を、車中「選挙結果の人」となって移動する。

 11時から「4年ゼミ」をやっていく。

 卒論話しが終わった後は、

 夏のゼミ旅行の相談である。

 昼休みには、

 前期授業のレポート課題を考える。

 1時20分から「比較経済論」、

 3時00分から「経済学」をやっていき、

 研究室で授業のまとめを書いていく。

 6時前には、電話取材。

 「選挙結果」および「今後の政治の動き」について考える。

 マスコミには「自民勝利」との報道もあるが、

 得票数・率とも自民はかなりの後退をつづけている。

 自民ではダメ、民主でもダメ、

 その点での国民の審判は、はっきりしている。

 しかし、では、どうするかという模索の中で、

 票は「みんなの党」に集中した。

 それは単純な「元の木阿弥」ではない。

 選挙の論戦の中で、

 民主は消費税増税(法人税減税)問題で追い詰められ、

 自民も「みんな」も、「増税前にすることがある」、

 そのようにいわずにおれなくなった。

 国会内で多数とはいえ、

 「財界いいなり政治」が

 機械的に実行できる状況ではない。

 そこには、財界と国民の力の衝突が反映している。

 他方で、11月には沖縄県知事選が行なわれる。

 参院選に立候補さえできなかった民主に、

 もともとの辺野古合意をつくった自民。

 彼らと沖縄県民、国民世論との衝突は、

 あらためて鮮明なものとなり、

 それは、国民による政治の模索を、

 新たに一歩すすめることになる。

 要するに、今後の政治は、

 「財界・アメリカいいなり」と

 国民生活・世論の矛盾を軸に展開する他にない。

 それを、どこまで前へ向かって展開できるか。

 そこに、各種運動の力量が問われていく。

 そんなことを、グチャグチャしゃべり、

 6時すぎには、大学を出る。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「京橋」へ、「天満」へ、

 車中「ジェンダー原稿の人」となって移動する。

 7時すぎには、国労会館へ。

 今夜は、大阪「慰安婦」問題仲間の集まりである。