参院選、兵庫選挙区の政党別得票率の変化(04参院選、07参、10参の順)。

 とりあえず、ご紹介いただいたものから。

 民主党(水岡・つじ・水岡/三橋)38.56%、44.08%、39.17%。↓

 自由民主党(末松・鴻池・末松)33.52%、34.91%、29.42%。↓

 みんなの党(-・-・井坂)-、-、17.57%。

 日本共産党(大沢・堀内・堀内)14.02%、10.86%、8.43%。↓

 新党改革(-・-・吉田)-、-、4.53%。

 幸福実現党(-・-・高木)-、-、0.87%。

 「二大政党」の民主も自民も勝っていない。

 特に、自民は歴史的大敗の07年より、さらに5ポイント以上も落ちている。

 それが特徴の1つ。

 しかし、それらを離れた票は、政策的に

 民主・自民との親和性が高い「新党」に集まった。

 これが特徴の2つ。

 とりわけ「みんなの党」は、自民の得票のおよそ6割に達した。

 この党の政策は、「法人税減税・消費税増税」「構造改革推進」「改憲」であり、

 大枠で民主・自民とかわっていない。

 他方で、政策的にこれらの対極にある共産は後退し、

 前々回の6割程度にまで落ち込んだ。

 これが特徴の3つ目。

 政策への共感が、共産という政党の支持に結びつかない。

 ここを乗り越える知力と体力が必要。

 個人の力の充実が、真剣にはかられないと。  

 さて、全国の変化はどのようだろう。