7月15日は、10時起床の朝であった。

 まあ、こんなものであろうの睡眠である。

 週末の講演レジュメを泥縄式につくり、

 大学へ、神戸へとガッシンする。

 12時30分には家を出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

 車中「インドの人」となって移動する。

 1時20分から「比較経済論-保護・自由化は手段であって目的ではない」、

 3時から「経済学-『橋本6大改革』の財界中心主義」をやっていく。

 研究室にもどり、

 秋の研修会の案内文書をつくりながら、

 やろうとしていることの大きさをあらためて実感する。

 どういう具合に切り口を限定するか、

 そこを考えていかねばならない様子。

 詳細な案内を放棄し、

 簡潔にテーマだけを伝えるものとする。

 6時すぎには大学を出る。

 JR「西宮」から「梅田」へ、「天満」へ、

 車中「御真影の人」となって移動する。

 7時から「慰安婦」企画の実行委員会である。

 本学と甲南大学の学生たちが、

 企画当日の発言内容を紹介する。

 あわせて、学生たちの『本』のゲラを渡され、

 「校正は明後日まで」と言い渡される。

 あいかわらずわが周辺人生はラクではないが、

 なんとかやるより他にない。

 9時すぎからは、食事とする。

 「心身の健康管理」がさかんに話題となり、

 某弁護士には「山へ行かんか」とも誘われる。

 楽しくやって、11時にはおひらきとする。

 JR「天満」から「京橋」へ、「加島」へ、

 車中「御真影の人」となっての帰宅である。

 家には、新参と相方がもどっていた。