3月5日は、8時40分起床の朝であった。

 騒々しい新参とのひとときをすごし、

 これまたにぎやかなヤツの登園風景を見送っていく。

 「極楽スキー」の荷物を確認し、

 メールをコリコリチェックする。

 11時前には、家を出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「加古川」へ、

 車中「予習の人」から「デンマークの人」へと

 変態しての移動である。

 12時前には改札で、

 兵庫県職員労働組合東播磨支部のみなさんと合流する。

 近くで食事をとりながら、

 あれやこれやを教えていただく。

 1時から、「JAビル・加古川産業会館」の

 4F「東播磨県民局会議室」で学習会。

 「憲法を設計図に、兵庫県政の転換を」というテーマでしゃべっていく。

 ①「すべての労働者の待遇改善」をめざす取り組み(「おのれの給料だけ」では話にならぬ)、

 ②07参院選以後の地方における自民・民主相乗りへの亀裂と、大阪市長選・府知事選、京都市長選の評価、

 ③学習論文「憲法を設計図に、兵庫県政の転換を」、

 ④最近の兵庫県政をめぐる情勢、が主な柱である。

 率直な意見交換もなされるが、

 こちらとしては、

 かつての自治体労働者論・自治体労働組合運動論の

 大切さをあらためて痛感する結果となる。

 「県民の福祉」か、「大企業の福祉」か、

 自治体組合には、

 この論点を基準とした地方政治への明快な回答が求められる。

 3時すぎには会場を出る。

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 JR「加古川」から「西明石」へ、「新神戸」へ、「名古屋」へ、

 車中「デンマークの人」となり、

 グイッと東海方面に移動する。

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 駅近くの喫茶店で「デンマークの人」を継続し、

 6時20分には、熱田の労働会館に移動する。

 夜の主催は、名古屋市職員労働組合。

 テーマは「憲法問題を、特に加害の歴史の側面から」というものである。

 ①安倍首相を辞任に追い込んだ国民の審判、

 ②改憲派・靖国派の本性を抑え込まねばならない福田首相、

 ③あらたに模索された突破口としての「派兵恒久法」、

 ④「新憲法制定議員同盟」も認める草の根の護憲運動の威力、

 とつづけて、

 それから加害の歴史、特に「慰安婦」問題に入っていく。

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 質疑を終えると、8時30分。

 偶然いっしょになった学習会参加の方に、

 JR金山駅まで案内していただく。

 助かりました。ありがとうございました。

 JR「金山」から「名古屋」へ、「新大阪」へ、

 「尼崎」へ、「加島」へ、

 これまた「デンマークの人」となっての移動である。

 「岐阜羽島」あたりで、

 味噌カツ弁当をガツガツ食べる。

 突発的なデンマークへのこだわりは、

 日本の貧困と格差を考えるため。

 11時前の帰宅であった。

 明日は、教授会と送別会。

 それまでは、いわゆる「格差社会」を考えていく。