1月28日は、7時30分起床の朝であった。

 もちろん眠い。

 新参以上の早起きである。

 すばやく動いて、8時30分には外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「三宮」へ、

 車中「財界の人」となって移動する。

 コンビニで買った野菜ジュースを歩き飲みしながら、

 9時20分には、会場の神戸YWCAに到着である。

 3年ゼミの学生、井上さん、岩本さんもかけつける。

 9時半すぎから、「学生と学ぶ『慰安婦』問題」のテーマで、

 1時間ほどしゃべっていく。

 プロジェクターで映す写真は、

 夕べ夜中に拡充したもの。

 「慰安婦」問題を学んだ

 この4年間のすべてのゼミ生たちが登場する。

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 学生たちもしゃべっていく。

 話のあとには、会場からいくつも、

 意見や質問があり、

 それにこちらもあれこれ言葉をからめる。

 随分年配の卒業生の方もおられ、

 また戦争中に「遊就館」を訪れ、

 そこで「慰安所」らしきもののことを聞いた気がする

 といわれる年配の男性もおられる。

 日頃から平和や人権を考えておられる集まりで、

 こちらにとっても「新しい現場」にでかけたという思いがあった。

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 12時には会場を出て、

 近くの「長年やってるよ」というタイプの「グリル」に入る。

 おすすめのハンバーグ定食を、3人でパクパクパク。

 12時40分には、3人まとめて阪急「三宮」を出発し、

 「西宮北口」から井上さんは大阪へ。

 2時から就職セミナーがあるらしい。

 こちらは岩本さんと大学へ。

 ただちに、1時20分から「経済学」をやっていく。

 終了後、事務室、総務課、教育開発センターとまわり、

 3時からの「3年ゼミ」は出席学生2人だけ。

 こんな時期から就職活動が本格化するのは、

 大学側には本当に迷惑。

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 それでも2人は熱心に、

 本づくり作業の今後の進め方を考えている。 

 小仕事をして、2人を残し、

 5時前にはこちらが先に大学を出る。

 JR「西宮」から「新大阪」へ、

 車中「ユーロの人」となって移動する。

 中央改札前の店で、カツ丼とそばのセットを、

 バクバク、ゾゾゾと食べていく。

 6時すぎには新幹線へ、「新大阪」から「東京」へ、

 車中「経済学座談会準備の人」となって移動する。

 途中、試してみると、

 高速移動のなかでも、メールはつながり、

 かなり大きな添付ファイルも飛んだ。

 まったく便利なものである。

 9時前には、「東京」に着き、

 9時30分には、麹町界隈のホテルに入る。

 明日の講演会場へは、徒歩15分の距離らしい。

 22階のわが部屋の

 すぐ近くに自販機コーナーがあり、

 ただちに、お茶、トマトジュース、かきの種、ビールなどを買い込んでいく。

 これでもうホテルを出る必要はない。

 

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 目の前にあるのが「アカプリ」というものであるらしい。

 コンクリートだらけの街である。

 部屋の中では、ケーブルで、

 やはりネットも、メールもつながっていく。

 これまたまったくありがたい。

 久しぶりの富山での講演が本決まりとなる。

 往復「サンダーバードの人」となるのだろう。

 明日は、10時にここを出れば良い。