別冊宝島の『ネット右翼ってどんなヤツ?』を読み終える。

 副題は「嫌韓、嫌中、反プロ市民、打倒バカサヨ」。

 匿名のネット上の存在だがら、

 おそらく誰にも実態の全容が見えているわけではないのだろう。

 座談会に参加した6名の若いメンバーにも、

 かなりカラーの違いがあるようである。

 主義主張が一貫している少数の「コア=ネット右翼」と

 思想がなく情緒的発言が多い多数の「イナゴ=ネット右翼」

 という類型化には、

 なんとなくそうかも知れないと思わされる。

 少ないサンプルではあるが、

 対アメリカ観のバラつきや未整理がある。

 また「イナゴ」は状況次第で、

 右にも左にも大きくブレる可能性がある。

 いずれも編集者による指摘である。