1月21日も,基本的には自宅待機人間となる。

 とはいえキャンセルできない仕事もある。

 午前中のうちにゲラ点検のために必要な何本かの論文を読み,

 1時前には外に出る。

  JR「加島」から「神戸」へ,阪急「高速神戸」から「新開地」へ,

 さらに神鉄「新開地」から「鈴蘭台」へ。

 車中「予習の人」となっての移動である。

 北区は遠い。

 そして「公共交通の料金が高い」という地元の要求の切実さを実感。

 ただちに会場の「すずらんホール」へ。

 今日は,地方選にむけた神戸市行政区単位の集まりである。

 その種の企画に独特の熱気が会場全体に満ちている。

 司会のお二人のかけあいの「話芸」も見事である。

 070121_002 

 県議会・市議会めざす,お3人の候補者のあと,

 30分ほど話させていただく。

 じつはピンチヒッターである。

 激動と革新の世界,沈滞と逆流の日本の政治,

 その突破に向かう平和(憲法)と生活(格差)をめぐる国民の取り組み,

 国会・県議員・市議会の力関係をかえることの必要といった順である。

 それなりに役割を果たすことはできたか。

 その後,正月に対談をさせてもらった堀内さんが国政を語る。

 若いが,実に落ち着いた話をされる。

 こういう世代の政治家が,もっとたくさん必要なのだろう。

 070121_001 

 こちらは休憩時間に抜けさせていただくが,

 全体の参加は約200名とのこと。

 何人かの方と挨拶を交わすなかで,

 こちらの不用意な言葉づかいに対するご注意もいただく。

 もっともなご指摘であった。

 神鉄「鈴蘭台」から,逆コースをたどって「加島」へ。

 車中「地方自治の人」となってもどっていく。

 4時30分の帰宅であった。

 新参はあまりきちんと昼寝ができず,

 「わし眠いけどハイテンションです」の状態になっていた。

 魚を焼き,カレーうどんをつくり,

 寝ぼけ新参を風呂にいれる。

 夜には,女性労働ゲラを東京方面にショイショイFAX。

 75年前後の女性労働力率変化の要因については,

 次の課題に残していく。

 正確な評価のためには,保育制度や主婦年金,配偶者控除など

 社会保障制度のまとまった分析がどうしても必要らしい。

 それには,いまは力不足である。

 そういえば,『福祉のひろば』最終回は,

 昨日天王寺方面にガッシンしておいた。

 次は京都の「通信」方面の原稿である。

 気分をサッと切り換えねば。

 遅くに,有馬温泉の4年生たちから写真つきのメールが届く。

 「クイズ王」には京都人T橋さんが輝いたらしい。

 楽しくやっているようで,何よりである。