1月14日は,朝から「原稿仕上げの人」となる。

 文章を整理しながら,3万字を2万4000字にまで削っていく。

 冗長を感じる部分に,シャアシャアかんなをかける一方,

 ああ,この論点は放り込みたかったなという点も,

 いくつか削っていかずにおれない。

 どうも全体として,欲張りがすぎる構成になっていたらしい。

 4時をすぎたところで,一族で散歩に出る。

 日曜もやってるスーパー「ナカノ・センター」へ。

 相変わらずの低価格だが,

 インスタントラーメンの5パック100円セットをはじめて見つける。

 なぜだと思って見ると,中国製のものである。

 うまくて安心ならば,どこのものでもいいのだが。

 夕食をとり,新参と風呂に入り,

 あとはずっと原稿書き。

 結局,原稿ガッシンは,日付がかわった朝の4時。

 各種統計資料からのコピーの図も,

 新規導入FAXでホイホイ送る。

 原稿には満足できないところも残るが,

 今の力ではこれが精一杯。

 恥をさらすことも,次へ向けてのエネルギーとなる。

 これにて年末年始の最大仕事は,ようやく終了。

 とはいえ,今日15日は,

 もう一つの原稿の〆切でもあったような気がする。

 静かに目を閉じれば,

 その事実は消えてなくなってくれるだろうか。

 世の中,そううまくはイカンわな。

 またしても人生とはキビシイものである。