10月19日は、12時就寝、7時起床の朝であった。

 どうしたわけか、恐ろしいほどに健全な生活リズムである。

 ウダウダいっていた新参をただちに寝かせ、

 7時30分には「福田内閣というのはね原稿の人」となっていく。

 調子こいて書いていく。

 10時30分まで書いていく。

 そして、東京方面にガッシンする。

 遅くなってしまった。

 特殊栄養ドリンクをあわててグビグビ。

 11時すぎに外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「焦りつつ格差の人」となって移動する。

 11時30分から「基礎ゼミ-もっと戦争を学びたい」をやっていく。

 10分遅刻の授業となった。

 「今後の授業で何が学びたい?」

 「実際に戦争と平和の展示や資料館にいってみたい」。

 おっと、なるほど、そうくるか。

 終了後、駅の売店で買っておいたオニギリ2つをバクバクバク。

 授業のまとめから、今後の授業計画へ。

 明日の講演先に急な連絡をひとつ。

 総務課では、失業保険と扶養手当ての関係を聞く。

 そして、研究室にもどって、ネットのニュースをながめてみる。

 3時40分から教授会。

 この間のいくつかの入試の合格者を確定し、

 あれこれの学内事情の方向を定め、

 さらに新たな人事を相談する。

 ついでにこちらは、「格差書評メモの人」ともなってみる。

 6時すぎには、すべて終了。

 研究室にもどり、ネットのニュースのつづきをながめる。

 最近のわが目は、どうも海外に向いている。

 8時すぎには、大学を出る。

 あらかた雨は止んでいた。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「格差の人」となっての帰宅である。

 相方と新参は、今週末も、実家でゆっくりすごしていく。

 こちらは、ただちにピーマン7ケを切りきざむ。

 これを肉といっしょに炒め、トウモロコシをかじり、

 最後をサッポロ一番塩ラーメンでしめていく。

 こういうデタラメな食い方が、なんともうまい。

 ビールをあけて、郵便物をひらき、

 新聞をながめ、

 健康診断書類の問診票の多さに驚いていく。

 そういえば、明後日は、年に1度のバリウムの日である。

 はげしいゲップを「こらえてナンボ」の朝である。