10月24日は、10時30分起床の朝であった。

 相方が、新参を保育所に運搬・連行するのと入れ違いである。

 メールをチェックし、

 学内広報誌のミニゲラ直しをやっていく。

 12時30分には、これを大学向けてガッシンする。

 昼には、月見わかめうどんをゾゾゾゾゾ。

 帰ってきた新参と、ちょいと遊び、

 ただちに昼寝に落とし込む。

 ネットのニュースをまとめてながめる。

 チェックの項目が増えているので、

 まったくもって大仕事。

 日によって分割していくことが必要らしい。

 4時には、相方、新参とともに外に出る。

 「散歩」および「買い物」である。

 まずは「ヤマダ電機」へ。

 電球や、プリンターのインクカートリッジを買っていく。

 つづいて、スーパー「ドットコム」へ。

 ちょうど混み合いはじめる時間で、

 新参のベビーカーがじゃまになる。

 仕方なく、閉店してしまったたこ焼き屋の前で、

 しばらく時間をすごしていく。

 家の前までもどったところで、こちらはJRに乗り込んでいく。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「三宮」へ。

 車中「福田内閣の人」となっていくが、

 となりに立った年配女性に話しかけられる。

 「ちょっとオニイサン」

 「私はいま83才で、長く肝炎を患ったんですよ」

 「しかし、漢方でよくなりました」

 「これをみんなに伝えたい」

 「漢方はいいんですよ」。

 ピンと背筋を伸ばし、ゆれる電車にしっかり立った

 お化粧バッチリの女性であった。

 こちらもすでに50才だが、

 83才の先輩から見れば、しょせん子どもということである。

 サクサクと、神戸市勤労会館へ移動。

 2Fのレストランで、カツカレーを食べて、時間を調整。

 「アジア政治経済の人」となっていく。

 7時ちょうどから研究会。

 今日は、福田内閣成立以後の政治について。

 選挙の見通し、自民党、民主党、財界の動き、

 地方の疲弊、財政再建、環境問題、資源問題、

 あまり秩序のない議論ではあるが、

 自分にない異質の視角に学んでいく。

 9時ちょうどには終了となる。

 JR「三宮」から「加島」へ、

 車中「物理法則の人」となっての移動である。

 9時40分の帰宅であった。

 明日の講演の準備を少し、

 学生講演の連絡を少々、

 そして、パソコンに新たなソフトをインストール。

 そんなことをやっているうちに、

 正月に仕事をしろとのメールが入る。

 世間というのは、恐ろしいものである。

 とはいえ、

 そろそろ新しいことがやれる時期ではあるのかも知れない。