11月4日(水)は、9時前起床の朝であった。

 メールをいくつかカシャカシャやって、

 「あぶりだし原稿の歯痛人」となっていく。

 歯のうずきが、どうにも止まらず、

 明日の予約であった診察を、

 急遽、1日早めてもらう。

 「すみませんね」「すみませんね」と、

 今日の予定変更連絡をいれていく。

 たまご雑炊をハフハフと食べ、

 2時には「歯痛原稿」を東京方面にガッシン。

 つづけて「超ミニ原稿の歯痛人」に変態する。

 3時半には、外に出て、ゴミを出し、

 コンビニから、とある振込を行っていく。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ、

 4時15分には、ひさしぶりの歯医者に直行。

 ここに前に来たのは4~5年ぶりか。

 ただちにレントゲンがとられていく。

 問題の箇所はただちに特定された。

 20年ほど前に治療済みの歯なのだが、

 その歯がうまった部分の炎症らしい。

 麻酔の注射が打たれ、

 チュイ~ン、ガッガッガッガ・・・と、

 かぶせていた銀色のものがはがされていく。

 中につめられていたものもすべて抜かれて、

 最後にグイッと消毒が。

 「早ければ2ケ月で治ります」

 「しかし、長ければ1年」

 「そのような場合は、途中で、抜くという

 判断になるかも知れません」

 「でも、いまはなるべく残す方針で」

 「それから、この親不知は

 抜いてしまった方がいいです」。

 予想以上のやっかいさである。

 週末の予約をただちにすませ、

 5時をまわったあたりで外に出る。

 JR「大阪天満宮」から「加島」へ、

 車中「学生レポート読みの麻酔人」となる。

 小さなメモ帳を探して、

 「加島」のコンビニ2ケ所をまわってみるが、

 見当たらず。

 今日は、何事も、うまくいかない日であるらしい。

 家にもどるなり、

 週末の予定変更メールをカシャカシャ発信。

 またしても「すみませんね」「すみませんね」の連続である。

 「超ミニ麻酔原稿」は、

 それなりに出来上がった気がするが、

 ひょっとすると、麻酔のための幻覚かも知れない。

 ガッシンするのは、明日にしよう。